5/ 19,21日にAthena Kokoronis さんの作品 Blessings パフォーマンスへ出演しました。
この作品は料理家でもあるBrooklyn在住の振付家Athenaの、儀式としてのディナーとホスピタリティとしてのパフォーマンスについての考察から生まれた作品です。
非常に限られた数のゲスト(オーディエンス)は、靴を脱ぐところから始まり、まるでホームパーティーに招かれたようにパフォーマーに向かい入れられます。椅子も一人一人に用意され、ドリンクオーダーを聞かれたり、パフォーマンスとともにappetizerが出されたりします。
私の役は、"Hospitality"。Athena との作業はいつも何気ない会話(それらも振り付けの作業の一つとみなされていて)から始まり、この創作が始まった頃はちょうど私が日本への一時帰国から帰ってきて旅館のホスピタリティがすごいなんて話をしていたのを覚えています。
Athenaは衣装アーティストでもあるので、日々縫い物をするのですが、刺繍も’人と人’’オーディエンスとパフォーマー''今と未来と過去’ を繋ぐものとしてシンボル的にアクションとして行われました。(右の写真が21日のパフォーマンス中に作った私の刺繍です! )
そうした会話の中から、私は 'Hospitality'役として、刺繍をしたり、お掃除をしたり、そしてそれらのアクションをダンスにした動きを作り、作中で披露しました。他には、'Knife', 'Spoon', 'Cabbage', 'Folk', 'Bread' 役がありました。みなそれぞれ面白い工夫がなされたパフォーマンスで食卓に纏わるストーリーがmovementとして表現されました。
少し前にみた、Faye Driscollさんの Thank you for coming という作品も、作品冒頭に観客が一箇所に集められ、パフォーマーが一人一人迎えに来て自己紹介をされて会場に入る、というものがありましたが、作品 x マスに向けての表現というより、作品が観客一人ひとりとの出会いをきちんと見つめていく表現の仕方も、NYにてまた盛り上がってきているのでは、と思います。
お客さんはとても満足そうな顔をされていました。
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You are invited to the Domestic Performance Agency for the intimate performance installation, Blessings.
Blessings presents details of dance that emerge from a sensitive regard to kitchen tools, meal rituals and choreographic forms of hospitality.
Performed by Laurel Atwell, Athena Kokoronis, Maho Suiso Ogawa, Emma Quaytman, Larissa Sheldon, and Tatyana Tenenbaum, a meal and dance will unfold in this evening length work. Menu and
choreography by Athena Kokoronis in collaboration with performers.
May 19th 7:30 & May 21st 6:00
567 Carlton Ave Brooklyn
Seating is very limited. (Purchase ticket here)
Performance includes a meal and one cocktail $25.00
And additional cash bar will be offered
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