The Bessie Award こと、The New York Dance and Performance Awards の授賞式に参加させて頂きました~。この賞は、年に一度、NYで起こっている様々なパフォーマンス(バレエ・モダンダンス・コンテンポラリーダンス・ヒップホップetc)に対して、賞が与えられるというもの。
ちょうど映画のアカデミー賞みたいなもののコンテンポラリーダンス版といってもいいでしょう。
賞は、
Outstanding performer, Outstanding Revival, Outstanding Visual Design, Outstanding Production, Outstanding Music Design / Composition, などのパフォーマー、リバイバル作品賞、セットや作曲賞、プロダクション賞などの他、Lifetime Achievement in Dance, Award for Service to Field of Dance : 長年の活躍を讃える人やオーガナイゼーションを讃える功労賞、などもあります。
今年は、Outstanding Performer で、とっても素晴らしいダンサーさんRyoji Sasamotoさんが山崎広太さんの振り付けOQの中のパフォーマンスを讃えられ、受賞されたので(彼は今日本在住なので)代わりに、私たちの仲間の何人かが壇上に上がり、笹本さんの言葉を発表しました。彼が12人のノミネートの中に入っているのは知っていたのですが、私たちの誰もが受賞するということは知らされていなかったので、受賞が発表された瞬間、本当にアカデミー賞のスター達みたく、お互い目を合わせて一瞬なにがなにだかわからない、「アレ?!!!」っていう瞬間があり、それが「ウォ〜すごい〜〜!!!!」っていう興奮に変わっていきました。
受賞発表の合間には去年の受賞者のパフォーマンスがあったり、ノミネートされた数々の作品がダイジェスト的にみれたり、NYで起こっている今のパフォーミングアーツという感じでした。力のある作品は、プロダクション賞のみならず、作曲賞やセット賞などもダブル受賞していて、総合的な力を評価されているようでした。
また式の後半にはIn Memoriamにて今年お亡くなりになったパフォーマーや振付家さんに感謝をささげる時間などもあります。日本人舞踏家の室伏鴻さんの名前もあり、世界中で愛された舞踏家さんなんだということがわかりますね。
芸術に対しての"賞"の存在意義というものは賛否両論あると思いますが、パフォーミングアーツを、いろいろな方面から光を当てて応援する、そんなエネルギーを感じた一夜でした。
Write a comment